「卸売業者」と「問屋」は、どちらも同じような意味で使われている言葉です。
では、具体的な違いはあるのでしょうか。
そこで今回は、卸売業と問屋の違いについてまとめました。
▼問屋とは?
問屋とは、生産者から商品を仕入れて、小売業者に販売する流通業者のことです。
■問屋のルーツ
問屋のルーツは、鎌倉時代に物品の輸送・倉庫保管・販売を組織した「問丸(といまる)」です。
江戸時代から、幅広い専門の卸業者を「問屋」と呼ばれるようになりました。
▼卸業と問屋の違い
「卸業」と「問屋」は、どちらも商品を生産者もしくはメーカーから仕入れて小売業に販売する業務になります。
しかし、法律上において違いがあります。
・卸売業者…生産者またはメーカーの中間に入って、企業や店などをサポートする業者。
・問屋…生産者などから商品を仕入れて、小売業者におろす業者。
法的な定義でいうと、「問屋」は、自分の名前で生産者のために物品の販売や買い入れをすることです。
「卸売」に関しては、法的な定義は特にありません。
▼窓口問屋制とは?
窓口問屋制とは、複数の卸売業と取引をして、物流機能を1つに集中的に代行することです。
取引先は、店舗ごとに商品の配達する必要がなくなります。
そうすることで、配送業務のコストを減らすことができます。
しかし、臨機応変な対応が難しいというデメリットもあります。
▼まとめ
「卸売業」と「問屋」は、同じ意味合いを持つ言葉です。
しかし、法的な定義には少し違いがあります。
どちらもニーズや目的に合わせて様々な取引を提案していますよ。
広島県
広島市にある「有限会社田中商店」では、高品質のもやし生産と販売をしております。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。