学校給食における参考にすべきカロリー基準とは
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2023/01/05
コラム
子供がいる家庭では、食卓に並ぶ料理は多くなりやすいです。
子供の成長のために、摂取カロリーや栄養のバランスを考えて作りたいと考える方も多いでしょう。
そこで参考になるのが、文部科学省が公表している学校給食摂取基準です。
一人あたりのカロリーや栄養素も細かく公表しているため、参考になりますよ。
今回は、学校給食を参考にしたカロリー基準について解説します。
▼学校給食で基準となるカロリー
文部科学省は、年代別の学校給食1食で摂取すべきカロリーや栄養素について、以下のように公表しています。
■児童(6歳~7歳)の場合
・エネルギー:560kcal
・たんぱく質:16グラム
・ナトリウム:2グラム未満
・カルシウム:300ミリグラム
・鉄:3ミリグラム
・ビタミンA:130マイクログラム
・ビタミンB1:0.4ミリグラム
・ビタミンB2:0.4ミリグラム
・ビタミンC:20ミリグラム
・食物繊維:5.5グラム
■児童(8歳~9歳)の場合
・エネルギー:660kcal
・たんぱく質:20グラム
・ナトリウム:2.5グラム未満
・カルシウム:350ミリグラム
・鉄:3ミリグラム
・ビタミンA:140マイクログラム
・ビタミンB1:0.4ミリグラム
・ビタミンB2:0.5ミリグラム
・ビタミンC:23ミリグラム
・食物繊維:6.0グラム
■児童(10歳~11歳)の場合
・エネルギー:770kcal
・たんぱく質:25グラム
・ナトリウム:3グラム未満
・カルシウム:400ミリグラム
・鉄:3ミリグラム
・ビタミンA:170マイクログラム
・ビタミンB1:0.5ミリグラム
・ビタミンB2:0.5ミリグラム
・ビタミンC:26ミリグラム
・食物繊維:6.5グラム
■生徒(12歳~14歳)の場合
・エネルギー:850kcal
・たんぱく質:28グラム
・ナトリウム:3グラム未満
・カルシウム:420ミリグラム
・鉄:3ミリグラム
・ビタミンA:210マイクログラム
・ビタミンB1:0.6ミリグラム
・ビタミンB2:0.6ミリグラム
・ビタミンC:33ミリグラム
・食物繊維:7.5グラム
また、子供の成長に欠かせない1食分の目安でもあります。
この指標をもとに家庭で作る料理の量や、メニューを考える基準として活用されてはいかがでしょうか。
▼まとめ
家庭で参考にできる学校給食におけるカロリー等の基準について解説しました。
基準が数値として明確になっているだけで、日々必要な食材や量等の目安にもなります。
子供の成長にとって最適な食事を作る参考にしてみましょう。