野菜の鮮度の意味とは
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2022/10/01
コラム
野菜は、時間とともに鮮度が落ちるとはよく言います。
しかし、鮮度が落ちることと腐ることを混同されていることも多いようです。
野菜の鮮度が落ちた状態とは、どの様な状態なのかについて言葉の意味とともに解説します。
▼鮮度とは
鮮度とは、収穫時の状態と比較した保たれ具合を意味します。
野菜の場合は、水分と栄養素の状態を指します。
これらが、失われていくことを鮮度が落ちることです。
簡単に判断する方法として、外観をチェックすることがおすすめです。
鮮度が落ちることで、乾燥や色の変化など見た目の変化やみずみずしさが失われていきます。
▼野菜の鮮度が落ちる原因
野菜の鮮度が落ちる原因は、以下となります。
■野菜自身の呼吸
野菜は、自身の糖分やビタミンCなどの栄養分を分解して常時呼吸をしています。
収穫前は、呼吸により失われるそれら栄養分は、土壌から新たに吸収することで補っています。
しかし、収穫後は栄養素を吸収する土壌がないため、時間とともに栄養素がなくなりつつける原因です。
■水分の蒸発
野菜は、90%前後が水分で構成されています。
常時呼吸をすることで、栄養素と同時に水分も蒸発していく性質を持っています。
そのため、内部の水分量のの減少により葉や表面が乾燥していくんです。
▼まとめ
野菜の鮮度とは、水分と栄養素の状態を指します。
販売店は鮮度が落ちることを防ぐために、温度や湿度管理を日々行うことで転倒での野菜の鮮度を保つ努力を行っているんですね。
野菜を選ぶ際は、野菜の鮮度に注目して選んでみてはいかがでしょうか。